私が七霊の滝(しちろうのたき)で体験したのは
怖いというわけではなく、
奇妙な事が一ヶ月ほど続いた体験になります。

福岡への旅行から帰って部屋の電気をつけてベットに腰を落としたら、
テレビ画面が光ったように見えたのが最初の出来事でした。

部屋の中で何かが光ったと思っても、
そこにはモップだとか主張の強い色の物や、
光を反射しそうな物がおいてあったので、
勘違いぐらいに考えていてあまり気にしていませんでした。

ただそんなことが毎日のように続けば変だと思いますし、
眼の病気が心配になります。

それで病院へ行ったのですが私の眼に異常は見つからず、
疲れが影響しているのだろうと言われて、
今度の連休は温泉に行こうかなと考えていました。

それで友人と今度はどこへ行こうかとやりとりをしていた時に、
最近こんなことが続いていてと話題に出したら、
え、そっちでもなの」と予想外の返信が帰って来ました。

私達が旅行で訪れたのが、
いわゆる平家の落ち武者伝説がある七霊の滝で、
他に心当たりの場所がないので、
ここで何かを連れてきたのかと思って不安を感じました。

このやり取りをしていたのが旅行から2周間ぐらい経ったころで、
友人は何かが動いたように感じていて、
私達が感じていた不思議な出来事が一番起きていた時期でした。

それからすぐに、
スイッチを切ったように不思議なことはおこらなくなっていって、
旅行から一月後には日常が戻って来ていて、
私が感じていた不安もすぐに消えていました。

壇ノ浦の合戦の後、
今のみやま市で源平最後の戦が行われました。

平家と運命を共にした女官達が身を投げた滝が七霊の滝で、
その女官達7人のためにお堂をたてたのが七霊の滝の始まりで、
女官達の無念が形になって現れることがあるというウワサが囁かれています。

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