昔の話なのですが当時友達とお酒を飲んでいました。

お酒を飲んだらやっぱりテンションが上がり
誰かが心霊スポットに行こうと言い出しました。

びびりの私ですが普段は絶対に行かないのですが
お酒のせいか一緒に行ってしまいました。

昔からある廃墟の黒瀬病院という病院なのですが
山の中の団地にありずっと壊されていません。

着くまで皆ハイテンションでした。
私は頭痛がして気分が悪くなってきました。

黒瀬病院に着いたのですが私は気分がすぐれなくて
運転手と車の中で待っとく事にしました。

車の中からでも黒瀬病院は見え、
電話を繋いで行くことになりました。

3人が病院に入って行きました。

最初はルンルンと入って行った3人なのですが
声がドンドン小さくなっていきました。

ふと車のサイドミラーを見たら誰か立っているんです。
一瞬血の気が引いたのを覚えています。

すぐに車の鍵を掛けました。

すると電話が繋がっているのですが
ざぁー…ざぁー…と電波が悪くなり、

もしもし!?もしもし!?」と言っても
応答がないんです。

さっき黒瀬病院の窓ガラスから見えて居た
懐中電灯の灯りが見えなく
なりました。

サイドミラーの人影に気をとられて見失って
しまいました。

運転手とどうしようと言い、二人とも震えて
居るのが分かりました。

怖くて入る勇気なんかありません。
ここはただの廃墟の病院ではありません。

首吊り自殺もあった場所でもあるからです。
すると屋上の方から手を振っている人が見えました。

なあーんだと思い懐中電灯消して脅かしただけか
と運転手と笑っていると、

ざぁーざぁー言っていた携帯電話が繋がり
もおービックリさせないでよ。何呑気に屋上で手振ってるの?」と笑っていると

誰も屋上言ってないよ」と言い、最上階に灯りが見え、
懐中電灯の灯りをこっちに向けて来ました。

鳥肌が全身に立ちました。
屋上の人は誰?よく見たら髪の長い人なのです。

病院に入ったのは皆短髪の男の子です。

皆に早く帰って来てと叫びました。
皆急いで出てきました。

怖くて、怖くてもうスピードで帰りました。

次の日その中の一人が高熱にうなされ
1週間入院し無事回復しました。

あのまま屋上まで行きバッタリ会っていたら
どうなってたのでしょうか?

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