佐賀県小城市の山里にある清水の滝珠すだれの滝)は、
滝に打たれる修行が行われていた場所です。

いつ頃なのかはわかりませんが、
滝に打たれながら父へ祈を捧げていた子供が、
冬の寒さで死んだ
という話があるようです。

友人が知り合いからもらったという写真を見ると、
流れ落ちる滝を背景に、赤色の炎を背負った
仏像の隣に普通の仏像が2つ並んでいました。

友人は背景の滝に人の顔が浮かんでいるというのですが、
私はただの思い込みだと思っていました。

友人はノリが悪いなと不満そうでしたが、
見えないものは仕方ありません。

心霊写真は盛り上がりませんでしたが、
夏の暑さにうんざりとしていた私達は、
避暑地としての清水の滝には大いに盛り上がりました。

田舎町の路地裏のような場所を通った先に滝はあって、
のどかな時間が過ぎる中で涼んでから、
滝の上にあるお寺に立ち寄ったのですが、
寺へ続く階段は傾斜がきつかったです。

登るときはうんざりとするだけでしたが、
往復して降りた後だとやりきった達成感が湧きあがってきて、
自分たちがやりきったことを残したくなり。

お互いスマホを取り出して階段の写真を撮ると、
友人のとった写真にだけオレンジ色の輪が写っていました

私のスマホも友人と同じ機種だったのですが、
同じような場所から撮影した私の写真には、
オレンジ色は写っていません。

影がそう見えるかもしれないという写真にはしゃいでいた友人も、
普通ではない何かがハッキリと写った写真は怖かったようで、
さんざん迷った挙句に消去してしまいました。

一時の清涼を求めて清水の滝へ行ったのですが、
肝が冷える体験をするとは夢にも思っていませんでした

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