羽黒山は修験道の聖地で観光名所の出羽神社や五重塔や、
鏡池のようにパワースポットと呼ばれる場所があります。

それだけ力のある羽黒山には恐ろしい一面もあり、
隙間なく斜面に立てられた卒塔婆がそのひとつです。

卒塔婆に書かれている文字を見ていた時、
あれと思う卒塔婆があることに気が付きました。

・**家に首をはねられた一族の霊
・むごたらしく殺された祖先の霊

実はこの卒塔婆は人に取り付いた悪霊のもので、
どうして人を恨んでいるのか、
どうして悪霊になったのか、
卒塔婆にはその理由が書かれています

この場所に集められた悪霊たちは、
恨みが薄くなってあの世に行けるまで、
羽黒山の力で供養されている
のだそうです。

叔父がこういうの好きなんだろと言いながら、
ニッと笑いながら私に差し出したのは一枚の写真でした。

それは叔父が羽黒山へ旅行に行った時に撮影した、
左下が白い塊で覆われた写真でした。

心霊に興味のある私にはとてもうれしいおみやげでしたが、
こういう写真には怪我や病気がつくことがあります。

私は叔父が心配になったのですが、
叔父は笑顔で「幽霊に違うっていわれたから大丈夫だよ」と答えます。

叔父が持っていた心霊写真は、
羽黒山を降りる前に撮った写真でした。

その夜、叔父が布団に入って寝りに落ちる直前、
何かの気配を感じて薄目を開けると、
天井の隅から黒い塊がいくつも落ちてきて、
寝ている叔父たちは取り囲まれていました。

黒い塊達はじっとしたままで、
すぐに違う違うとつぶやきながら天井に帰っていったそうです。

このとき叔父は変な夢をみたぐらいに考えていたそうですが、
旅行から帰って現像した写真をみて、
夜に見た黒い塊達は夢ではなかったと思ったそうです。

叔父か同行者の誰かが恨めしい相手に似ていたのだと思いますが、
勘違いで幽霊にとりつかれていたかもと考えると、
話を聞いているだけの私のほうがぞっとしてしまいました。

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