国道135号線の熱川トンネル付近で135号線からそれ、
かって使われていた歩道?のような道を進んだ先に、
いつ崩れてもおかしくないほど荒れた廃墟があります。

伊豆町の伊豆熱川駅から少し離れた場所にあるその廃ホテルが、
ホテルHと呼ばれている『ホテル浜山』です。

私たちは大まかな場所しか知らずにこの場所に行ったのですが、
機種変をしたばかりのK君が詳しい情報を探してから、
先頭に立ってスマホの地図でナビをしてくれて、
新しいスマホが嬉しいのがよくわかりました。

ホテル浜山は竹やら木に覆われていて、
外から見ただけでもあちこちがボロボロになっていて、
建物の入り口が見える場所で全員が足を止めてしまいます。

せっかくここまで来たんだから、中ものぞいておく?
外側だけでこんな威圧感があるんだし、もう十分じゃない?

壁等が崩れたら危ないのもそうですが、
ロビーで心霊現象が起きると聞いていたので、
私たちはそこから一歩踏み出すことができないままでした。

そうこうしているとK君がそっと手を挙げて、
K君が近づけるだけ近づいて写真を撮ってきますと宣言して、
足音を出さないようにそ~っとホテル浜山に近づいていきました。

Kくんはスマホを構えて窓から建物の中をパシャリと何枚か撮影すると、
行くときとは変わってダッと走って私たちの所に戻って来ます。

とりあえずその場所で出来ることはもうないので、
私たちは駅まで引き返してからKくんの撮影した画像を確認することにして、
ホテル浜山をあとにしました。

ところがKくんが撮影した画像は保存されていなくて、
そのことに私は背中がブルっと震えましたし、
Kくんは顔から血の気が引いて白くなっていました。

スマホの動作不良だったのか、
この場所にいる霊の仕業だったのか、
私には今も答えが出せていません。

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