木曽川を使って木材を運んで、
それを集めておく港(津)が多い
(八百)から八百津町(やおつちょう)。

水路として大切だった八百津町に
丸山ダムが出来たことで、木曽川に橋を架けやすくなり、
岐阜県木曽川沿いで交通の有様が変わることになり、
生活の便利に役立っている丸山ダムですが、

ダム工事で朝鮮人労働者が酷使され、
その恨みを残して工事中の事故で死んだ者の幽霊が出る

自殺の名所で、自殺者の幽霊が出る

などの心霊現象が囁かれるなかで、1995年に強盗殺人の被害者が
投げ捨てられる事件
がおこりました。

類は友を呼ぶと言いますが、
マイナスの力が血なまぐさい事件を呼んでいる、
そんなふうに思えてしまいます。

私が丸山ダムに訪れた時に、
強い恐怖を覚えたのがその高さでした。

高いところは元々苦手でしたが、
怖くて身動きが取れなくなったのは、
丸山ダムが初めての事でした。

その時は友人A・Bと私の3人で丸山ダムへ訪れたのですが、
私が怯えていた事もあって、
早々にAとBに挟まれながら帰る事になったのですが。

今呼んだ?

ひとりごと言っていたけど大丈夫?

私は何かを言う余裕がなかったのですが、
しきりにBが私に声をかけてきます。

それだけ心配をしていたという事なのですが、
余裕のない私は心のなかで、
高いところが怖いというのがそんなにおかしい人に見えるのか、
そんなふうに思っていました。

その数日後に、Bが体調を崩したと聞いた時は、
人をおかしい人扱いしたからバチがあたったんだろうとも思っていました。

それから丸山ダムの噂を何度か聞くうちに、
Bが聞いた声は幽霊の声で、
だから体調を崩したのではと考えてしまいます。

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