“本籍・住所・氏名不詳、男性、年齢50歳以上。
上記の者は、平成10年9月19日菰野町大字菰野8492番
地元鶯花荘寮2階南側西奥の部屋で死亡”

所持金23円を持った身元不明の遺体が発見されたのは、
三重県の温泉地を通る県道577号線沿いの廃墟
鶯花荘寮』でした。

廃業した温泉宿の従業員寮なのですが、
菰野湯の山にある廃墟』とも呼ばれていて、
この場所を訪れると事故に合うと噂されています。

どうしてこの場所が廃墟になったのか、
詳しいことは分かりませんが、
元々ヤバイと言われている場所で、
身元不明の死体が発見された事実に寒気をおぼえます。

鶯花荘寮は廃墟と言っても、
道路側から見る限りはすぐにでも人が住めそうな感じで、
窓や出入り口が木の板で閉じられていたので、
私達は外から眺めただけだったのですが。

鶯花荘寮で撮影した写真を持っているだけで、
周囲に悪影響が出てしまう
という話も聞いたので、
写真は撮らないようにしていたのですが、
一枚だけ撮影をした友人が交通事故を起こしてしまいます。

事故と言っても、友人の運転する車に、
後ろからバイクが突っ込んで来た衝突事故で、
バイクの前方不注意が原因でした。

また、鶯花荘寮に訪れた友人のひとりは、
事故の目撃者になりました

こちらは自転車と軽トラの衝突事故なのですが、
歩道のある見通しの良い直線道路で、
向こうから軽トラが近づいているのが見えているはずなのに、
自転車がゆっくりと車道に出て衝突事故を起こします。

何方の事故も不注意が原因なのですが、
事故を起こしたバイクと自転車は、
車の存在が消えたかのように行動をして事故になっています。

何方の事故も、鶯花荘寮に訪れて一ヶ月以内の出来事で、
これを偶然と言うことは私には出来ません。

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