太平洋戦争の末期、
1945年の3/26から半年の間、
沖縄は戦場でした。

民間人を含む18万人を越える犠牲者を出し、
那覇はほとんど焼け落ちたそうです。

原爆投下と言うのは確かに衝撃的な出来事だと思いますが、
日本で鉄の暴風が吹き荒れた沖縄も、
戦争が残した傷が色々な形で残る場所です。

平和記念公園は沖縄最後の戦いがあった場所に作られた公園で、
激戦の後に残された物品を集めた資料館、
沖縄戦で犠牲になった18万人を越える方々の眠る
国立沖縄戦没者墓苑』等、太平洋戦争で失われた方々への
慰霊のための施設です。

この公園に来る前は、
この後どれだけ沖縄料理が食べられるかな、
そんな風に浮かれていたのに。

沖縄戦の悲惨な状況を知って、
私の気持ちは沈みきっていました。

沈んだ気持ちを切り替えようと、
その時よく聞いていたお気に入りの曲をリピートにして、
少しでもテンションをあげようとしていました。

そのまま公園を歩いていたら、
イヤホンからブチブチとノイズが聞こえてきて、
イヤホンの接触が悪いのかとおもっていましたが。

食後、その時に撮影した写真を確認すると、
全く身に覚えがない丸坊主の子供が泣いている写真がありました。

写真の順番から、子供の写真は平和記念公園にいた時のもので、
それでイヤホンから聞こえたノイズを思い出してしまいます。

平和記念公園には沖縄戦で亡くなった方の霊が集まる場所で、
機械がよく誤作動を起こすとか、
さまよっている幽霊を目撃するという話を聞きます。

子供の写真が何だったのかはわかりませんが、
沖縄戦で亡くなった方達の霊は、
今もさまよっている
のだと思います。

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