紅葉のシーズンも終わりの11月になって、
やっと仕事が一区切りついたので、
東大山大橋(ひがしだいせんおおはし)に行った時の話です。

観光情報には休憩するのにちょうどいいと書いてあるのですが、
あんまり運転をしない私にしてみたら、
やっと辿り着いたというような場所でした。

その日は山全体がモヤッとした霧に包まれていて、
見晴らしが悪い景色に、
私の気持ちもモヤモヤとなっていました。

東大山大橋手前の駐車場に車を停めて、
橋の上から下を見下ろすと、
のせいで雰囲気がましていました。

普段ならビクンと小さく驚くぐらいなのに、
今日は背中を何かに撫でられているような感じで、
このまま下に引きずり込まれるのではと恐ろしさを感じます。

今まで何度か東大山大橋に来ているのですが、
こんな怖いと思ったのは初めてのことでした。

そこ自殺のスポットで、霊が仲間を作ろうとしているから、
1人で行かない方がいいんじゃない

オカルト好きの同僚の言った言葉を思い出しました。

しばらく東大山大橋の下を見下ろしていると、
ゆっくりと動いている霧から小さな塊が別れて、
その小さな塊がクルリと回転しながら霧に戻ります

理解できない現象を見て、
背中どころか全身に寒気が走って、
鳥肌がたったのが感覚で伝わってきます。

考えるよりも先に体が動いて、
急いで車を動かします。

霧の出ている山道を走っていると、
さっき見たような霧が小さな塊になって、
追いかけてくるような気がしました

霧が無くなるまでは、
生きた心地がしませんでした。

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