岐阜県にある鬼岩公園は花こう岩の巨石が織り成す景勝地で、
飛騨木曽川国定公園の一角。

可児署によると、Iさんは散策コースの
大きな岩の下にうつぶせで倒れ、
死後数日が経過していた

この2010年1月24日の産経ニュースの記事を見つけた時、
私が鬼岩公園で見た火の玉はIさんだったのだと思いました。

鬼岩公園は巨石に囲まれた中を散策できる場所で、
コースによっては高低差のきついコースや、
アトラクション的に楽しめるコースもあるので、
Iさんはそういうコースから足を滑らせたのだと思います。

関の太郎という鬼が住んでいたという伝説が残る鬼岩公園に、
2010年5月の連休を利用して訪れた時のことです。

私はその時、
ゆっくりと自然を味わいながら
散策できる渓谷コースを歩いていました。

渓谷コースの中ほどを歩いていたとき、
私の正面2mほど手前に真上から
白いフワフワした丸いものが落ちてきて、
目線の辺りで漂います。

それは握りこぶしぐらいの大きさで、
ワタの塊というよりもタンポポの綿毛が
茎からそのまま取れたようなもので、
驚く私の目の前を踊るように上下しながら浮かんでいました。

私は慌ててスマホを取り出してカメラを起動させたのですが、
その間にスーッと空に昇って見えなくなります。

鬼岩公園で火の玉を見たという話があることを思い出し、
私はあれが火の玉なのかと興奮していました。

その後、
高低差のある太郎岩コース展望台めぐりコースも歩いたのですが。

5月の連休ということもあり、他の観光客もいたのですが、
なぜか私が1人だけの時に限って足を滑らせてしまいます。

岩場で滑りやすいところもあったので気をつけてはいたのですが、
とにかく人の目が無い所でよかったとその時は思っていました。

新聞記事を知った後だと、
同年代の私を仲間にしようとしていたのではと思えてしまいます。

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