私はくろんど池を最初に見た時に、
キレイな景色だけどなんだか変だなと感じていました。
池や湖は濁っているものと思っているから、
池の底が見えるのが馴染めなかったのです。
リアルに描かれた絵画を見ると怖いと感じると聞くので、
あんまりにも透明な池の水に、
それと同じような気持ちになったのだろうと考えていました。
話がかわりますが、
私たちはカメラは趣味の道具だと思っていて、
写真は携帯で撮るものなのですが、
前に行った旅先で使い捨てカメラを見つけて、
こんなオモチャみたいなカメラがあるのかと
物珍しさから購入したのですが、旅行中には使いきれていませんでした。
今回のくろんど池でやっと使い捨てられると言いながら、
くろんど池から山々を眺める景色を最後の一枚で撮影しました。
その時は特に気にしていなかったのですが、
後日現像した使い捨てカメラの写真とくらべてみると、
くろんど池で撮影した携帯の画像は全て赤っぽくなっていることに気が付きます。
私は急に寒気を感じて、
楽しい休日のアウトドアの写真が気持ち悪い写真になってしまいました。
くろんど池は気軽にアウトドアを楽しめる場所で、
蔵人さんという昔の貴族の別荘だった場所と聞いてからは、
ちょっと高貴な気分も感じていたのですが。
悪い知らせは後から届くみたいで、
こんなのどかな場所で自殺をした人がいると聞いてエッと驚いています。
くろんど池を見ておかしいと感じたのは、
本能が何かの存在を感じ取っていたのかもしれないと思っています。
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