あてもなくさまよっていた少女は、
遠くからでも目につく電波塔に引き寄せられます。

獣道を進んで辿り着いた廃墟で、
少女は自分の命を終わらせてしまいます。

新潟県のホワイトハウスと呼ばれる心霊スポットで、
家族を殺した少女が最後にいた場所。

ホワイトと対になるように、
ブラックハウス(自殺電波塔)と呼ばれるようになった
廃墟での体験です。

ブラックハウスは自殺電波塔とも呼ばれていて、
県道561号線から弥彦山スカイラインに入る手前で、
獣道から山を登った場所にあります。

家族殺しの少女が電波塔から流れる、
自殺したくなる電波に呼ばれた
と噂されているそうです。

私たちは男3人でブラックハウスに訪れたのですが、
整備されていない獣道を進むのは大変でした。

ホワイトハウスから南へ30kmも離れた場所で、
男達がねを上げるような道を、
少女は何を思って歩いたのでしょうか。

建物は蔦に飲み込まれて窓は全てなくなり、
中は随分と荒れています。

一階の天井部分には水が染みだした跡が幾つもあって、
不気味な雰囲気を一層強くしています。

機材や設備は何も残されていないのですが、
二階に少女が首を釣ったとされるフックだけが残されています。

家族殺しの少女が最後に揺れていたと思うからか、
ただのフックに迫力を感じてしまいます。

フックに向かって一礼をしてから、
ケイタイで撮影をしたのですが、
Aが部屋の外で物音がしたといいます。

場所が場所なので、
何も起こらないうちにブラックハウスを出ることになったのですが、
今度はBが後ろから何か聞こえたと言います。

後ろを見ても何も見えませんでしたが、
今度は私にも水滴が落ちたような音が聞こえます。

とにかく急いで建物から逃げたのですが、
電波塔が見えている間はずっと何かに見られているようでした。

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