私の両親が、まだ結婚する前に体験した話です。

津田山霊園緑ヶ丘霊園)には「さとしちゃん像
というものがある(あった?)らしいです。

私の両親は興味本位で、
その「さとしちゃん像」を見に行こうと、
お盆の深夜に車で津田山霊園へ向かいました。

霊園に入ってから少し進むとロータリーになっているらしく、
どの道へ進もうかと迷っていました。

深夜にも関わらずカラスが鳴いていたのを
よく覚えているそうです。

車内ではカーステレオ(当時はカセットテープ)で
音楽流していたのですが、ふと、周囲の空気感に
違和感を感じたそうです。

それと同時に、なぜか音楽がスロー再生
(本来スローで再生すると音程が低くなりますが、
このときはなぜか音程はそのままでリズムだけゆっくり)になり、
さすがに驚いた両親はそのまま霊園を後にしました。

そして帰宅後、念のため玄関先に塩をまき、
リラックスするためにお香を焚いて部屋で雑談をしていました。

そのとき、ふと、父が母の背後にある窓を凝視したかと思うと
「あっ」と声をあげ、嫌な予感がした母は「なに?」と
聞きましたが父は「なんでもない」と言ったまま黙ってしまいます。

怖くなった母は父にこのまま部屋に泊まっていくようにすすめ
(同居もしていないときだったので)、その日は2人で夜を明かしました。

といっても、寝付けたのは母だけで、
父はずっと起きていたそうです。

それはなぜか。

ずっと母の周りを「パタパタ」を
小さな子が走るような足音が聞こえていたからだそうです。

姿は見えず、足音だけ

それからというもの、母が一人で部屋にいるときも
足音はよく鳴り、引っ越しをするまでずっと鳴り続けていたそうです。

今思えば、霊園から連れ帰ってしまった霊(さとしちゃん?)
だったんだろうと両親は言っていました。

そして、今だから言えるけど、と父が教えてくれたのですが、
窓を見て「あっ」といったのは、小さな男の子が
窓からこちらを覗いていた
からだそうです。

まるでホラー漫画などに出てきそうな話ですが、
両親の話しぶりから嘘だとは思えませんし、
そのような冗談もあまり好きではないタイプなので、
本当にあったことなんだろうと思います。

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