わたしは心霊スポットだとか、そんなことは全く信じなくて、
竜の川橋の上流には気持ちの悪いところが多々ありますが、
(死体が沈んでいたとか、自殺が多いとか、或いは事故で何人かがなくなったとか)
そんな場所でも、私自身は全く平気なのですが、平気と言うより敢えて、
そんなものはあるわけが無い、と頭から拒否をしていました。

したがって時々田舎に帰って、
夏に網で鮎を採ることを楽しみにしていたのですが、
そんな場所には誰も行きたがりません。

それでも一人で、夜る網を入れて鮎を採りに行っていました。
なぜ恐怖を呼び起こすのかと言うと、昔から事故が多くて何人か亡くなった人がいます。

そこは知っているだけでも、6,7人入ると思いますが、
昔長い木造の橋がかかっていました。

その橋を木材を積んだトラックが通りかかり、
崩落してトラックとともに落下して、何人かなくなったことが有ります。

この事故は、学校のグランドから目撃しましたし、
欄干から落ちたものや、色々いて曰くありのところで、
地元の人はほとんど近寄りません。

しかし、妻を連れてそこに釣りに行った時、
恐怖体験が起こりました。

そんなことはひと言も言ってなかったにも拘らず、
突然声をあげて人の顔が見えるといって、半狂乱になりました。

妻には昔からそんなところがあって、海でも山でもじっと眺めて、
納得したところで無いと行こうとしませんでしたが、
その時は私が良く釣りに言っているところだし、安心をしていたのだと思います。

いきなりギャッと言う声とともに、
半狂乱になった妻は「顔が顔が、恐ろしい顔が」といったきり、
本当の狂乱したように絶句をして倒れそうになりました。

わたしは何もかも放り投げて、抱きかかえると広い川原を抱えて道路まで、
上がり車に押し込みました。

そしてすぐにその場を離れましたが、何も知らないはずの妻が、
そこらへんにあるが、恐ろしい恐怖の顔に見えたということで、
それからは川には絶対に行かなくなりました。

色々いわれる場所には、言われるだけのものが有ると、今は思っています。

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