滋賀県東近江市大塚町(旧蒲生郡蒲生町)に
大塚団地」という場所があります。

そこは団地跡の廃墟となっていて、
地元の人たちにとっては気味が悪く、心霊スポットとして有名でした。

実際に、その場所へ心霊体験を求めて訪れると、
廃墟となった住宅内は、なぜか荷物がそのまま置いてあり、
部屋の壁にはアイドルのポスターやジグソーパズルがあったり、
洗濯物が干してあったり、食卓の上には食事の準備の途中のように
食器が並べてあり、準備を行って引っ越しをしたのではないとわかります。

なぜ、大塚団地の住民たちはいなくなっているのでしょう。
何が住民たちにあったのでしょう。

何か事件が起こったようにも見えるし、
神隠しにでもあったような空間となっています。

しかし、廃墟になっているはずの大塚団地を進んで行くと、
真っ暗な中に一軒だけが、明かりがついているのです。

先に述べているように、この場所は何かが起こったように
住民たちがいなくなっており、今では草や木がとても茂っている場所です。

そんな場所になぜ明かりがついているのかと、
心霊体験を求めてこの場所を訪れた人たちは、
明かりがついている住宅へと進んでしまいます。

その住宅までの少し手前の道に日本刀が刺さっており、
心霊スポットを訪れた記念として、
多くの人は写真をそこで撮ろうとしますが、
そこにいると、明かりのついている住宅の住人である「服部さん
という方に襲われることになります。

服部さんは、いつ頃からその団地に住んでいるのかは不明ですが、
団地に今でも住んでおり、その場所を訪れる人に
容赦なく日本刀で襲いかかるという人間離れした行動によって
本当は悪霊なのではないかとも言われています。

警察も服部さんについては関与しておらず、
今では大塚団地は心霊スポットとしてではなく、
服部さんとの度胸試しの地にもなっているのです。

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