私が18歳の頃に富山県の心霊スポットである
頭川トンネルへ行った時のお話です。
当時、友人のAさんとAさんの自宅で食事をしていました。
そこへAさんの彼氏であるBさんから電話が入り、
「心霊スポットへ行かない?」
と電話があったので、私、Aさん、Aさんの彼氏、
Aさんの友人の4人で頭川トンネルへ行くことになりました。
頭川トンネルは地元の人でもめったに寄り付かない
心霊スポットとして有名な場所で、過去に頭川トンネル近くには処刑場があり、
打ち首になった罪人の首を川に投げ捨てていたことから
「頭川」という地名がついたほどだからです。
頭川トンネルへ着いた私たちは、
真っ暗な中、車から降りました。
なぜ車を降りたのか?というと、
頭川トンネルを通った車は必ずといっていいほど、
車に異常があるからです。
タイヤがパンクしたり、エンジンが故障したりといった
車の原因不明の故障が起こる事で有名だったので、友人Aの彼氏は
「車壊したくないから降りよ」
と言って、4人で頭川トンネルの前で降りる事にしました。
100mほどのトンネルを往復する。
という謎のルールまで出来てしまい、私はパニック状態で本当に帰りたい。
心の中はこれだけで頭がいっぱいでした。
あたりは街頭もなく、木が多い茂っており
本当に不気味な場所です。
辺りから聞こえてくる音、全部が心霊現象じゃないかと思うほど怖かった。
往復した私たちは無事?車に到着。
結局、何事もありませんでしたが、
最初で最後の心霊スポット体験でした。
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