栃木県小山市にある東洋診療所は
現在でも入れるかは分かりませんが
数年前に友人たちといってきました。

地元では有名な心霊スポットなので
何人もの人が入った形跡がたくさんありました。

それでも東洋診療所は本物の病院だった場所なので注射器らしきものや薬、
カルテ？のような紙が散乱してたりと結構迫力はありました。
入院設備もあったようで病室もあり手術室のような場所もありました。

東洋診療所では屋上までの階段もあり壁には落書きもたくさんあり
それがより怖い雰囲気を出してくれちゃってます。

僕たちは数人でしたので怖いながらも
各部屋をまわり屋上までいってキャーキャー楽しんでいたと思いました。

一緒にいた女の子はかなり怖がっていました。
けど本当の恐怖にその時僕たちは気づいていませんでした、、、

一通りまわり夜の暗い中の散策にも疲れてきたので帰ろうという流れになりました。
屋上からの道のりをゆっくり帰り外に出て近くに停めていた車まで行ったその時です。
車を運転していた友人が発した一言が僕たちにとっての本当の上布体験だったのです。

「鍵をどこかにおとしたかも」
と一言発したのでした。

そこからは本当に大変でした。
雰囲気を出すために夜に行ったせいであたりは本当に真っ暗です。
田舎なので街頭もほとんどありませんでした。

あれだけ怖がっていた女の子たちもあれは演技だったのかな？
というくらい携帯の明かりを頼りに鍵を探していました。

みんなで手分けして探したこともあり
鍵は何とか見つかったのですがあの時の女の子たちの怒りようは
ある意味心霊現象より怖かったです。

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