これは佐賀県内での地元紙をはじめ、
こちらの九州圏内各地の各新聞紙上に
記事が掲載されるほどに有名な、幽霊屋敷についてのお話です。

この幽霊屋敷は、現在も佐賀県西部にある
多久市の郊外にあります。

地元に住んでいるみなさんも日頃から気味悪がり、
あまり近寄らないそうです。

実はこの幽霊屋敷では、所有者が亡くなった昭和30年代あたりから、
多くの幽霊らしきおぼしき人物についての目撃例などがあり、
それから幽霊屋敷と呼ばれるようになったそうです。

一番に挙げられるのは、夜の午前零時頃に、
鎧兜や甲紐などに身をまとい、金属音や足音などを立てながら
屋敷内にある座敷を歩き回る鎧武者の姿の幽霊です。

最も多い、大変有名な目撃例であり、
地元の多久市内においては知らない方がいないそうです。

また、こうした幽霊などの目撃例だけではなく、
実はここでは多くの心霊写真などが撮られており、
様々な週刊誌や雑誌紙などへの投稿や、
怪奇現象専門家などへの鑑定依頼などもかなりあるそうです。

私も地元で農家を営む高齢者の男性の方が、
約30年前に撮った当時のモノクロでの
心霊写真を見せてもらいました。

当時はあまりコンピュータ技術上、
OSグラフィックデータなどが発達しておらず、
画像切り取りなどの合成処理などは当時の技術では無理なことから、
これが本物であることがわかりました。

また、私は先程の高齢者の方をはじめ、
幾人かの地元の方々と話をしましたが、
自分なりにこの際での伝聞内容をまとめてみると、
この屋敷の所有者が昭和30年代に、
一家が一度に車乗車時の交通事故での不審死を遂げたり、
このうちの事故の際に車に乗らなかった1人が
原因不明の失躁をするなど、様々な不幸が起きた事故をきっかけとして、
このような数々の怪奇現象が起きるようになったようです。

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